2018.07.25
RECRUIT

設計者からPRへ パラレルワークを通じて感じた課題解決への道

池永 千鶴

 

クリエイティブなアドバイスに定評ある田邊さん。専門的目線、第三者の目線でプロジェクトにヒントを与えてれる存在です。新規プロジェクトや、新しい案件にも果敢に挑戦してくださる一方で、物腰がとてもやわらかく、周囲の人を和ませてくれるとても素敵なキャラクターの持ち主です。

 

<プロフィール>

田邊 都:Miyako Tanabe

横浜国立大学大学院都市建築スクールY-GSA卒業後、建築設計事務所を経て株式会社ブルースタジオに入社。建築設計の経験を7年間積んだ後、現在は同企業内に新しく出来たPRチームへ異動し、物件のプロモーション及び広報を務める。2018年春から Story Design house株式会社でパラレルワークに取り組む。

 

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異業種からPRへの挑戦

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パラレルワークをやってみようと思ったきかけは?

 

これまで建築業界一筋で設計の仕事をしてきましたが、経験が増え、対象となる建築の規模や関わる人々の数が増えるほど、オーナーの想いやデザインコンセプトなどの「意思の伝え方」が、その後の建物と人との関わり方にすごく影響することを実感してきました。ですが、このまま設計者として仕事をしているだけでは、そのことに本質的にコミットできないジレンマがありました。

 

そんな時に、本業の会社で新しくPRチームを発足させるので、設計職からPR担当になってみないかと声を掛けて頂き1年近く経ちました。ですが、特に社内にPRのノウハウがある訳でもなく、相談できるような横の繋がりも希薄で、何となく我流で模索する日々。このままで大丈夫だろうか? と、どうしても自分の仕事に自信が持てずに居た時に、知人を介して隈元さんと知り合い、PRを専業とする会社で経験を積みたいと思ったことがきっかけです。

 

また、パラレルワークやリモートワークなど、場所や時間に囚われない多様な働き方をする人々や、受け入れ体制のある企業が増えているという情報を最近良く目にするようになったことも、大きな後押しになったように思います。

 

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パラレルワーカーとしての新規事業への取り組み

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Story Design houseではどのようなプロジェクトを担当されていますか?

 

まだ詳しくはお伝えできませんが、新規事業の立ち上げに携わっています。プロジェクトを通して、今まで自分が手探りで進めていたPRという仕事を一から体系的に捉える良い機会を頂けています。また、クライアント様のプロジェクトでメディアアプローチなどにも取り組んでいます。

 

 

 異業種からの挑戦ですが、Story Design houseでの仕事のはどうですか?

 

最初はそもそも業界が違う為、お互いの言葉が分からず、コミュニケーションが上手く取れなかったらどうしよう・・など心配していたのですが、流石みなさん情報通で、様々な事業やモノの価値を本質的に理解する経験に富んでいる方ばかりで大変助けられました。

 

それと、業務内容とはあまり関係ありませんが、Story Design houseのメンバーから最新の美容情報を教えて頂けたりしたことが、業界の特性上なのか普段あまり無かった機会なので、、私としてはすごく新鮮でした(笑)

 

 

 

 

実際にパラレルワークをしてみて、今所属している会社との仕事の両立はいかがでしたか?苦労や、工夫した点などはありますか?

 

みなさんの日常的な会話を耳にしたり、纏っている空気を感じるだけでも、得られることはあると思うので、なるべく週1日はオフィスに来てコミュニケーションを取るようにしたいと思っています。ですが、どうしても本業の打合せが入ってしまうなど、予定がイレギュラーになる時があります。そんな時にSlackなどの便利なコミュニケーションツールを駆使してフレキシブルに対応して頂けるので、今のところ苦労は感じていません。また資料やデータは全てクラウド上で管理されていますから、両方の会社を行き来するのに、手ぶらで居られるのはとても有難いです!

 

 flat5(Story Design houseのオフィス)の雰囲気はいかがですか?

 

まず、ゆったりとつくられたスペースに、おしゃれな音楽が掛かっていて、植物もたくさんあって、たまに冷蔵庫から美味しいおやつをお裾分け頂いたり・・(笑)とても心地がよい環境に驚きました。スタッフの皆さんが、少し集中して作業に没頭したいときや、逆にちょっと緩みたい時に、自分のデスクを飛び出して、シェアスペースにあるテーブルやソファーなど、その時々に合わせて居場所を使い分けている点も大変ユニークだなと思って見ています。

 

また、コワーキングスペースには複数のクリエイターが入居されていることもあって業種を横断して、お互いのビジネスを高め合える環境が目の前に整っています。実は現在進行中のプロジェクトでも、入居者のお一人であるデザイナーさんと協働中で、良い機会を得られているなと思っています。

 

そのほかに、時々シェアスペースを使って外部向けのセミナーなどが開催されることもあったりして、知識やスキルの囲い込みをせず、常に成長して行こうというオープンな哲学が詰まっている環境だな、と思います。

 

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建築×PRで地域社会に貢献を

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今後のキャリアにおける目標を教えてください

 

リモートワークや移住、多拠点居住という言葉を最近よく耳にしますが、そういった、自分たちのライフスタイルから住む場所や働く場所を能動的に選択し、関わろうとする価値観に共感します。ですが、こういったニーズの高まりに対し、受け皿となる場の課題も多いはずです。

今後は、そのような課題に建築の分野とPRの分野両方で取り組んでみたいと思っています。地域社会が新しいものを受け入れながら、持続していくために必要な提案と発信力を身につけた人になりたいです。

 

 

 

 

パラレルワークを目指す方へアドバイスをお願いいたします

 

休日を削って新しい環境で働くということが、本当に誰にも迷惑を掛けず続けられるのか最初は不安でしたし、周囲にも賛否両論いろいろな意見を頂きながら、たくさんの協力もあって選択出来たことだったので、

漫然とせず、きちんと人に説明のつく時間を過ごさないといけないな、という良い緊張感を生んでいます。

 

パラレルワークを始めたからといって、不足していた知識やスキルが自然と身につくものでは無いと思いますし、業種関係なく、どんな仕事も、自分で理解を深め、アイディアを絶やさず、実践してみる、という構図は変わらないということが良く分かったような気がします。

ただ、その領域のプロフェッショナルと協働することで、自分自身の意識が高められるということ、また出会った経験や人脈を糸口に、解決できそうな領域が広がるということが、今後自分の大きな武器になるのではないかな!と思っています。

 

 

 

池永 千鶴

化粧品メーカー等の商品企画を経て入社。主にB2Cのプロジェクトを担当。ブランド、商品、サービスの情報を広く認知させることだけでなく、「そのブランドのファン、企業のファン」となってもらうべく、市場参入時を含め、長期に渡る継続的成長を促す戦略構築を行う。