2018.04.27
PR MEMO

しなやかさと、ゴールデンウィークにおすすめの5冊_リレーコラム vol.3

細越 一平

Story Design houseの細越 一平です。

 

仕事柄、魅力的な人にたくさん出会います。魅力もさまざま、最近はとくに「しなやかさ」に魅力を感じることが多いです。

 

ここ1年、ずっとマインドセットのことを考えていた

昨年読んだ書籍で印象が強かったのが「マインドセット『やればできる!』の研究」。生まれたときから能力は決まっていると決めつける「硬直したマインドセット」から脱却し、能力も才能も努力によって成長させることができるという「しなやかなマインドセット」を持つことが成功への道標ですよ、というこの一冊。”Growth Mindset” を「しなやかな」と訳出した翻訳者と編集力に脱帽です。ベストセラーになった「GRIT やり抜く力」にも通じるのは、才能の優劣よりも努力の継続こそが成功を手繰り寄せる、ということ。
人は誰しもが「硬直したマインドセット」と「しなやかなマインドセット」を持ち合わせていて、いざマインドセットを変えなさいと言われても、そう簡単に変わるものではありませんよね。自分が置かれている環境やその時の状況によって、マインドセットはしなやかにも硬くもなる。本来であればそれすらも乗り越えて! というのが良い筋なのでしょうが、なかなか。
そんな時には「スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール」も良いかもしれません。スラスラ読めますし、「やる気の有る無しなんて幻想で、そもそもやる気なんてモノじゃないんだからなくしてしまえる訳がない」とか、良いですよね。とても良い。
最近の取材で印象に残った言葉。副業(その方は敢えて「複業」と呼んでいました)をはじめた理由として「子どもの社会の窓口は親。だから仕事のことで愚痴を言いたくない、じゃあ複数居場所を持ってバランスを取れば、楽しく働く姿を子どもに見せられる」。過ごしたい人生がそれで見えてきたという言葉に「しなやかだなあ」と。この記事は「24 hour IT PEOPLE」タブロイド版で、5月9日にお披露目です。

 

 

組織が信頼で編まれていく



 

 

もうひとつ、先日インタビューで今話題のWeWorkに伺いました。

(写真は茨城県石岡の廃校であったお祭りです)。

WeWork、オシャレですよね。働いている人たちもオシャレに見えます。猿田彦珈琲が飲み放題。猿田彦珈琲、好きなんですよね…
インタビューさせていただいたおふたりも、非常にしなやか。朗らかで明晰で笑いが絶えず、ハードワークを支える信頼が言葉の隅々から感じられました。新進気鋭のスタートアップ、ゲームチェンジャーになりえる存在を取材するために伺いましたが、事業もさることながらまさに今話題の「ティール(進化形)組織」を自然体で行っている会社でした。階層構造や上下関係に依らず、信頼に依り組織をネットワーク化し、集団知と自主性を担保するあり方を既に実践している。しかも無意識で! 私はモデレーターのような立ち位置だったのですが、3人でおお、確かに! と盛り上がる時間でした。

 

「人を問題としてみる見方と、可能性としてみる見方がある」
「恐れは恐れを生み、信頼は信頼を生む」


インタビュー時に「ティール組織」から引用された言葉です。ポジティブ心理学にも通ずるニュアンスを感じることができます。
その場で話題に上がったもう一冊は「アライアンス」。LinkedIn創業者リード・ホフマンが著した「人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用」についての実践の書。ここでもキーワードは「信頼」。企業と雇用者がパートナーシップをもってコミットメントに取り組むということ、個人的には「整合性」の部分に思わず膝を打ちまくる一冊です。改めてしなやかなマインドセットは、個人その人だけでなくその会社組織すらもグロースさせるのだなあと感じたおふたり。こちらのインタビュー記事は、「24 hour IT PEOPLE」Web版に掲載します。お楽しみに。

 

連休明けをワクワクしてむかえるために

世は右も左も「働き方」についての話題ですが、単に時短にしてみたりリモートワークしてみたりと既成の延長線で物事を考えても解決しないというのは、もうわかっている人はわかっている話です。「結局は楽しんだもん勝ち」ではないですが、人生の少なくない時間を費やす「仕事」を楽しみ尽くすためのヒントを最近は沢山もらっている気がしたので、リレーコラムにしたためてみました。ということで今回は趣を変えて、ちょっとゆるめでしたがご容赦ください。

明日からゴールデンウィーク。移動中に一冊本でも携えてみると、もしかしたら連休明けが楽しみで仕方なくなるかもしれませんね!



なお私は、Story Design houseではCreative Divisionのディレクターとして、自社メディア「24 hour IT PEOPLE」の制作や、企業が取り組むコンテンツマーケティングのご支援などに携わっています。モットーは「人がいない企業がないように、コンテンツがない企業はない」。ご興味ございましたら是非お呼び立てください。


Twitter: https://twitter.com/imageair_chikap
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〈今回ご紹介した書籍〉


・キャロル・S・ドゥエック「マインドセット『やればできる!』の研究」(草思社)
・アンジェラ・ダックワース「GRIT やり抜く力」(ダイヤモンド社)
・ケリー・マクゴニガル「スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール」(日経BP社)
・フレデリック・ラルー「ティール組織ーマネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現」(英知出版)
・リード・ホフマン他「アライアンスー人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用」(ダイヤモンド社)

 

 

細越 一平

主に企業のオウンドメディア企画制作支援を担当。